2007-11-26 (Mon) [長年日記]
■ タヒチ・イースター島 ぶらり初海外一人旅2007 3日目
タヒチ・イースター島の旅行記3日目です。自分でもよく覚えてるなあと変なところで感心します。
ホテルハンガロアというホテルに11/26(月)の11時くらいに到着しました。到着した後に案内された部屋がここです。外観はトイレのように見えますが決してそうではありません。
部屋の中はこのような感じです。思っていたよりもよい部屋でした。
部屋からテラスに出る窓は、鍵がついていません。どのように鍵をかけるのかというと、このつっかえ棒を使用します。このつっかえ棒だけじゃ反対側の窓が開いてしまうじゃないかとツッコミたくなったのですが、どうやら反対側の窓は開かないようになっているようなのでそこの部分は安心です。(スペイン語じゃつっこめないし)
部屋に到着してから初日の観光まで時間があるのでホテルの敷地内を歩きます。この日は天気がよかったので、海の近くは非常にすばらしい景色です。
景色を楽しんだ後はランチを食べるためにホテルのレストランに行きました。スペイン語のメニューで何と書いてあるかがわからないので、オススメの料理を聞いてみると魚のステーキを勧められたのでそれにしました。
最初に出てきたパンが何ともしょっぱかったです。何でこんなにしょっぱいのだろう。
マグロのステーキでした。ちょっとレア気味でしたが逆にそれがおいしかったです。あと、デザートにアイスを食べました。
ランチを食べた後、少し休憩をして15時から観光です。今日周るのは4箇所です。
最初は海の側に海側を向いて並んでいるモアイがいる場所でアフ・アキビという場所です。イースター島はモアイスポットが島中に点在しており、各スポットを車で移動します。島にある村の中は比較的道が舗装されているのですが、各モアイスポットに至る道は整備されておらず、道なき道を行くような感じで大分揺れます。島の中には信号もないですし、交通標識もないのでレンタカーなどは使用せずどこかのツアーに入ったほうが無難だと思います。
今回初めてのモアイ遭遇でドキドキします!近くで見てみると大きいです。ここのモアイは背丈が平均4メートルほどです。重さは十数トンくらいあるそうです。モアイは通常内陸を向いているのですが、この場所のモアイは海を向いています。一説によると、イースター島に渡ってきた先住民が自分たちの元いた島の方向を忘れないようするためだそうです。(他にもいろいろな説がありそうと言っていましたが、記録がないため実際のところは不明だそうです)
次に行った場所は、モアイではなく、アナ・テ・パフと呼ばれる長ーい洞窟です。全長3.5キロありますが、火山活動で今は800メートルくらいまでしかいけないようになっているらしいです。この洞窟では至るところで天井が開いており、そこからバナナやマンゴーなどの植物を育てていたそうです。
次に行った場所は、プナ・パウという石切り場です。モアイの頭の上に帽子のような石(プカオと呼ばれている、帽子ともまげとも言われています)が置かれているものがあるのですが、このプカオを切り出している場所で、このプカオを島の中のモアイのところに運んでいっていたそうです。プカオはかなり大きなものもあり、このような巨大な石を当時どのように運んだのか、どのようにモアイの頭の上に置いたのかが気になるところです。運搬方法や設置方法もいろいろな説があるそうですが、これも記録に残っていないとのことです。この場所は海から近い小高い丘の上であり、この場所から隣の丘や海に向かって水平線を見ることができます。隣の丘は雲の影が動いているのがよくわかりますし、海の水平線の景色もものすごくよい見晴らしです。この景色はものすごく感動しました。
1日目最後のモアイスポットは、アフ・ビナプと呼ばれる場所です。ここのモアイは倒れまくっています。なぜモアイが倒されているかというのも諸説があってわかっていません。部落同士の争いがあり、部落の守り神とされていたモアイを倒したとも言われています。この場所には他にも石組みの祭壇がぴったりと隙間なく組まれていたり、女性と思われるモアイがあったりします。
真ん中のがうつぶせに倒れているモアイです。ちょっとわかりにくいですかね…。赤いのがプカオ(帽子 or まげ)です。
石組みの祭壇。ぴっちり隙間なく組まれています。
これが女性のモアイ
1日目最後のモアイスポットを堪能すると大体17時くらいになり、ホテルに戻ります。「1日目、2日目のモアイはまだまだ序の口です」とガイドの人が言っていたので2日目以降も楽しみです。ちなみに、今回の観光で初めて知ったのですが、昔はモアイに触れることができたのですが、現在は触れることが禁止されています。理由は、モアイが非常に脆くなっているため、壊れないようにするためだそうです。確かに人間の手ってあまりよくなさそうですよね。板前の父を持つ身としては、食材に触れるのは最低限にするように言われてきましたし、今回のガイドの人も以前はコックをしていたことがあるそうで、人間の手はよくないと言っていました。毎年5万人の観光客が訪れて5万人が触っていったらいつか必ず壊れたり磨り減ったりすると思います。観光スポットはいろいろと触れてはいけないものが多いので、ガイドの人に確認しながら是非気をつけてください。他にも、モアイに自分の名前を書いた日本人の話を聞きました。すぐに警察に捕まって罰金と永久入国禁止になってしまったそうです。皆さんも「自分は大丈夫」なんて思わずにその国のマナー、ルールを守りましょう。
さて、ここまでで1日目のモアイ観光は終わりなのですが、1日目はちょっとしたハプニングがありました。
イースター島はチップの慣習があるところで、ホテルのポーターやベッドメイク、レストラン、観光時のガイドやドライバーにチップを渡す準備をしていました。(目安はポーター、ベッドメイク:US1ドル=500チリペソ。ガイド、ドライバー:US5ドル=2500チリペソです。レストランは10%が目安。) しかし、お金の準備が十分ではなかったため、1日目はドライバーとガイドに払うチップに相違(ガイド:5ドル、ドライバー:4ドル)がありました。ちなみにイースター島はUSドルとチリペソが使用できます。しかし、空港ではチリペソへの両替はできません。唯一USドル→チリペソの両替ができる銀行は8:00-13:00の営業のため、行かれる方は事前にUSドルの準備をしておいたほうがいいです。チップ用に1ドル紙幣を多く準備したほうがよいと思います。
「こりゃちょっとアンバランスだし、ばれちゃうと気まずいよね」と思ったので、持っていたUS20ドル紙幣をもっと細かいUSドル紙幣もしくはチリペソに両替してください、とホテルのフロントに言ったのですが、ホテルではやっていないと断られました。「よしじゃあわかった。翌朝銀行に行ってくるよ。」と偉そうに言って、銀行の場所を教えてもらいました。今日はすでに銀行は閉まっている時間なのですが、事前に下見で行ってみることにしました。
海岸沿いをてくてく歩いていくと目的の銀行が見えてきました。10分くらいで行けました。非常に近かったです。
その後は、村のメインストリートにあるレストランに向かいました。ここでは、イースター島で唯一「モアイチョコレート」を売っているお店だそうです。お土産によいなと思ったのですが、このチョコレートは受注してからつくるオーダーメイドだとのことで、当日買いに行って売ってくれるものではないそうですので、事前に予約に行きました。ガイドの人にもらっていたレストランマップを片手に村のメインストリートを歩いたのですが、最初は途中にあったのを見落としており、スルーしてしまいました。メインストリートの端っこまで歩いてやっとスルーしたことに気がつき戻ってみて何とか見つけることができました。レストランマップには紫色の店構えと書いてあったので、ドパープルを想像していたのですが、エメラルドというかちょっと緑がかっていました。何とか到着してレストランのオーナーの人に注文して出発の日に受け取りに行くという算段でまとまりました。
さて、何とか目的は達したのでホテルに戻ろうと息巻いて歩いてきた道を戻ります。この時点で夜の7時くらいでしたが初夏で日が長かったため、このシーズンのイースター島は日の入りが20時なので帰り道も明るくあまり不安も持たず歩いていました。しかし、どういうわけか途中で道に迷ってしまったようです。本当は海辺の道を歩かなくてはならなかったのですが、歩いているのがどう見ても林道。しかもだんだん暗くなってきて、道ですれ違うのは群れをなした犬や現地の人だけ。自分が今どこにいるかもわからなくなってきて「ああ、俺はイースター島の夜露と消えるのか」なんて思いながら歩いていると、ここで外国人のおじいちゃんおばあちゃんの集団を発見。どうやらメインストリートの方に向かっているようなので後ろから着いていきました。なんて怪しい。何とかメインストリートに出て、先ほどチョコレートを予約した店の前を再び通り過ぎ、再び銀行の前を通りすぎ、今度は選ぶ道を間違えず海沿いを歩いていってやっとホテルに到着しました。すげえ危なかった…。
サンセット。大体20時近く。
ここを右に曲がらなくてはならないところ、左に曲がってしまったのでした…。
この時点で21時くらいになっており、外に再び夕食を食べに出かける気分にはなれなかったので、ホテルにあるレストランで肉とプリンを食べました。
肉。
プリン。メニューには「Ovahe」と書いてあった。オバエ?
と再びここでも軽いハプニングが。タヒチのホテルでがしがし使っていたルームチャージが、時間が遅いために使えないと言われてしまいました。ドルかペソで支払う必要があり現金を部屋のセキュリティボックスに置いたままだったのでドルを部屋に取りに戻って支払おうとしたところ、今度は「ドルのおつりがないよ。フロントに来て。」と言われてかなり困りました。もうペソでもいいからと思っていましたがフロントの人とレストランのマスターが持っていたドル紙幣でおつりをもらうことができました。このやりとりは道に迷ったダメージとあわせて大分疲れました。お値段もやはり村のレストランと比べてお高いので明日からは村のレストランにチャレンジしてみよう、一人でも何とかなるだろうと思ったイースター島1日目の夜でした。
4日目に続く。

































